車は高いとよく聞くけど具体的にどれくらい掛かるの?
車は人類の発明の最高傑作だと思いますが一つ重大な欠点があります。
それは維持費がとっても高いことです。
例えば、ごく普通に使われているコンパクトカーである「フィット」を新車で購入すると、
43,000円が毎月飛んでいきます。
これでも、一番低いグレードのモデルです。
車のリセールバリューについて詳しい知識がない場合、新車を選択することはあまりにも非合理的です。
これではいつまでもお金は貯まりません。
ポイ活や副業に勤しんでいるなら、維持費を計算するのは常識だよね。新車を買うのは情弱。ディーラーの販売戦略の罠にはまってるとしか思えない。
そう思えていたら良かったのに。僕が初めて買った車がこれです
シミュレーションしたことがない方は一度こちらのサイトで自分の車の維持費をチェックしたほうが良いです。今回のシミュレーションにも使用させていただきました。
今回はなるべく安くクルマに乗る方法を検証するため、車種は軽自動で計算します。
維持費を安くする方法① 新車購入した場合
まずは新車を購入するとどうなるか見てみましょう。
NBOXの最も低いグレードを購入し、月々8000円の駐車場代を支払い、年間4000kmしか走らない場合でも、10年間乗り続けると月々29,892円の費用がかかります。
もしカーナビやその他のオプションを追加すると、すぐに月々3万円以上になります。
軽自動車でも、維持費月々3万円。
一番下の「維持費/生涯」の欄には1793万円と書かれていますね。税金を含めると2000万円にもなります。軽自動車でも、これくらいのお金が生涯で消費されます。
リセールバリューの良いジムニーは別ですが、10年経過 メーター40,000kmの軽自動車は売ってもせいぜい20万円位です。
維持費を安くする方法② レンタカーで済ます場合
車を手放して、思い切ってレンタカーで生活する方法です。
レンタカーなので維持費は掛かりません。
最安級の「ニコニコレンタカー」の軽自動車を使って計算してみます。
料金は6時間2,200円、12時間2,420円、24時間3,740円。
日中の12時間使用がメインなら、1回あたりの費用は24200円です。
月に10回レンタルしても合計24,200円です。
新車を購入するよりも経済的です。例えば、土日にしか車を使用しない場合などは、レンタカーのほうがお得になります。
常用する場合デメリットが多い
ただし、車を借りるにはわざわざレンタカーショップまで行く必要があります。
荷物を置きっぱなしにすることも出来ません。
特にレンタカーショップまでの距離が遠い方や、キャンプやBBQなど頻繁にアウトドア活動をする方にとっては不便です。最悪です。
事前に予約する手間も面倒です。
維持費を安くする方法③ リース契約の場合
次に最近注目されている(?)リース契約に焦点を当てます。
費用を最小限に抑えるため、新車ではなく中古車のリースを検討します。
こちらも最安級「ニコニコレンタカー」が運営する「ニコ乗り」を利用します。
こちらは2011年式、走行距離54000kmのタント。
ちょっとダサいのは気にしないでください。
最も安いプランで月々14,300円からリース契約が可能です。
ただし注意点として、レンタカーと異なりエンジンオイル、ワイパー、ウォッシャ液、タイヤの交換などの消耗品は自己負担となり、正確には月々14,300円に加えてこれらの消耗品費用が発生します。
一方で、リース契約中は自分の車のように扱えますので、レンタカーの不便な点である「レンタカー屋まで行く必要がある」「荷物を置きっぱなしにできない」といった制約から開放されます。
レンタカーとリースどちらが安いのか
ニコニコレンタカーは1回につき2,420円、6回のレンタルで合計14,520円となります。
もし7年間ずっと月6回以上乗る事が確定している場合、リース契約のほうが経済的です。
ただし、7年間のリース契約では、基本的に7年間ずっと同じクルマに乗りつづける義務が発生します。その間はずっと月々14,300円の費用が発生し続けます。
さらに、車を傷つけた場合、7年後の返却の際に罰金が発生する可能性もあります。
メリット:
- 「ニコ乗り」は車にこだわらなければ、月額料金が14,300円から。
- 自分の車のように扱え、車で自宅に帰ることが可能。
- 個人事業主の場合、経費にしやすい。
デメリット:
- 決められた年数の契約が必要であり、途中で解約することが難しい。
- 料金が安いものはそれなりの車。
- タイヤ代などの消耗品は自己負担。
- 車に傷をつけた場合、高確率で追加料金が発生する。
維持費を安くする方法④ カーシェアの場合
カーシェアとレンタカーは似ていますが、主な違いは2点あります。
- 24時間いつでも借りられるし返せる。(駐車場に置いてあるシェアカーは一人で解錠するセルフサービスを利用可能)
- ガソリン満タンにして返さなくて良い。 ガソリン代不要。
カーシェアの場合は利便性向上のため全国各地の車が置いてあるステーション数が重要になります。
- 1位: タイムズカーシェア – ステーション数 13,000拠点
- 2位: カレコ – ステーション数 2,500拠点
- 3位: オリックスカーシェア – ステーション数 1,700拠点
1位は圧倒的にタイムズカーシェアです。
2位はdカーシェアサービスで、5つの企業のステーションを統合して利用できます。具体的には、dカーシェアは全国で6,000のステーションを利用できます。
料金は複数の会社ごとに異なるため、正直に言ってわかりにくいです。
とりあえず、5社の中で比較的安いとされる「オリックスレンタカー」を例に取り計算します。
料金は上記の通り。ニコニコレンタカーは6時間 2200円、12時間 2420円でした。
それに比べてオリックスレンタカーは6時間 4280円、12時間 6480円でめちゃくちゃ高いです。
ニコニコレンタカー | オリックスレンタカー | |
---|---|---|
6時間 | 2,200円 | 4,280円 |
12時間 | 2,420円 | 6,480円 |
カーシェアのメリット
カーシェアのメリットは超短時間使用が出来る点です。
15分ごとに時間料金が設定されているので、例えば幼稚園の送り迎えに30分だけ使用する使い方であれば460円で済みます。
仮に月20回 送り迎えで30分の使用なら460円×20=9600円。
特殊な使い方ですが今までのどの方法よりも最安です。
カーシェアまとめ
メリット:
- 数十分間の短時間の使用が多い場合、カーシェアが一番やすい。
- 車の維持費用がかからない。
- ガソリン代もかからない。
デメリット:
- 長時間の利用の場合は、レンタカーやリース契約の方がやすい。
- 予約が必要な場合がある。
- ステーション数が最も多いタイムズカーシェアの場合、月額料金が880円かかる。
維持費を安くする方法⑤ 中古車を買う
実際に使用している車で試算しています。
条件:
- 軽自動車のスズキ・エブリイを中古で50万円で購入。
- 駐車場代はアパートに含まれているため0円。
- 年間の走行距離は6,000km。
- 車検はユーザー車検。
- 8年間の利用を想定。
かなり節約して、月々15296円です。年間18万円の費用になります。
うーんやっぱり車は高い、、でも便利だからなあ
まとめ
そこそこ使うなら中古の軽自動車がおすすめ。
たまにしか使わないならレンタカー。
数十分間の超短時間使用でステーションが近所にあるならカーシェア。
カーリースは不確定要素が多いから不要。
せっかくだから車にいくら払ってるか試算してみよう。
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