たまおNASって写真とかデータを置いておく箱でしょ?Googleドライブで十分だよ。



それが今回はちょっと違う。HDDを入れずにSSDで組んで、Ubuntuを入れて24時間動くAIマシンにしてみた。
Ubuntu Server を入れて 24 時間マシンにする手順は後編にまとめています。
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はじめに
UGREENの2ベイNAS「NASync DXP2800」を提供いただきました。中身はIntel N100+8GB DDR5の省電力マシンに、ドライブベイと2.5GbE LANが付いた高スペックNAS。
今回はNASとしてではなく、SSDで組んでUbuntuを入れ、24時間稼働のAIマシンにする実験をします。この記事は開封からセットアップまでの第1弾です。
結論
DXP2800の中身は省電力ミニPCそのもの。NASとして使うだけならもうレビューは出尽くしてるが、面白いのはSSDで組んでUbuntuを入れて、24時間つけっぱなしのAIマシンにする使い方。N100は省電力だから、つけっぱなしに向いてるし性能も高い。ミニPC高騰の今、N100の省電力PCは2026年5月27日時点で5万円くらい。DXP2800もだいたい同じ値段。だったらドライブベイとNAS機能まで付いてて、24時間安定稼働が保証されてるこっちを選ぶのもアリ。
開封:入っているもの


外箱は飾り気のないクラフト箱でしたが本体は中に収納されてました。裏面に「2ベイNAS(ドライブレスモデル)」と書いてあります。ドライブレスなので、HDDかSSDは自分で用意します。最大64TB、HDMI 4K、2.5GbE LANポートというのが箱の売り文句です。




箱を開けると、入っているのはこれだけ。


- 本体(DXP2800)
- ACアダプタ+電源ケーブル
- LANケーブル
- ドライブ固定用のネジ
- UGREENロゴ入りのスマイル型ドライバー
- 説明書
HDDやSSDは入っていません。そこは別で買う前提です。



僕は256GBのM.2 SSDを用意しました。8千円、、



メモリ高騰は仕方ない。もう下がらない。
外観と特徴
本体はマットブラックで、ずっしり重くアルミでできています。全然安っぽさはないです。前面は01・02の2ベイで、下に状態を示すインジケータと前面USB(USB-CとUSB-A)があります。




背面は大きめのファンが1基。UGREENの「Magnetic Dust Mesh Filter」というマグネット式の防塵フィルターが付いていて、ホコリ対策がしてあります。24時間つけっぱなしにするなら、これは地味にありがたい。




背面のポートはこの構成です。


- HDMI(4K出力)
- USB3.2 ×1
- USB2.0 ×2
- 2.5GbE LAN ×1
- RESETボタン
- DC 12V 電源
HDMIが付いているのがポイント。モニターをつなげば、ただのNASじゃなく1台のPCとして画面を出せます。今回のUbuntu化はここで役立ちました。
あと、地味に気に入ったのが付属のドライバー。UGREENのロゴがそのままスマイルマークになっていて、かわいいうえにちゃんと使えます。


HDDが高いから、あえてSSDで組む
本来このベイには3.5インチのHDDを入れて使います。ただ2026年5月時点でHDDの価格がとても上がっていて、容量あたりの安さという昔の強みが薄れています。
DXP2800はSATAベイ2つとは別に、M.2 NVMe SSDのスロットが2つあります。今回はここに手持ちのM.2 NVMe SSD(Silicon Power 256GB P34A60、PCIe Gen3×4)を挿して組みます。容量は控えめですが、Ubuntuを入れてAIマシンにするだけなら十分です。SSDなので静かで、発熱も少ない。


M.2 SSDを取り付ける
取り付けはドライバー1本でできます。手順はこんな流れです。
前面のトレイを引き出します。01・02の2つとも抜けます。




トレイを抜くと、ベイの奥(底側)にM.2スロットが2つ見えます。ここにSSDを挿します。取扱説明書にも取り付け手順が載っています。



大きいヒートシンクがついてて24時間稼働の安心感があります。










SSDを斜めに差し込んでから倒して、留め具で固定します。ネジ留めではなくワンタッチの留め具なので、工具なしでも止まります。




メモリも増設できる
底面のカバーをネジ2本で開けると、SO-DIMMのメモリスロットがあります。標準は8GBのDDR5で、最大16GBまで増設できます。AIマシンとして使うならメモリは多いほうが効くので、あとから足せるのは安心材料です。



今はメモリがバカみたいに高いので増設は諦めます。数年後のアップデートに期待。






NASの使い方は出尽くしてるのでUbuntuでAIマシンにする
DXP2800をNASとして使うレビューは、もうたくさんあります。同じことを書いても面白くないので、N100+省電力+つけっぱなしOKという素性を活かして、Ubuntuを入れて24時間動くAIサーバーにします。
専用OSのまま使うのではなく、HDMIにモニターをつないで普通のLinux機として立ち上げます。そうすればローカルでAIを動かす常時稼働マシンになります。消費電力が小さいN100だからこそ成立する使い方です。
ミニPCが高い今、NASを買うのもアリ
ここ最近、N100搭載の省電力ミニPCが値上がりしています。2026年5月27日時点で5万円弱。少し前の「ミニPC=安い」という感覚ではなくなってきました。
そのミニPCと、DXP2800がほぼ同じ価格帯になっています。中身のCPUは同じN100。なら、ドライブベイ2つとM.2スロット2つ、2.5GbE、HDMI、防塵ファンまで付くNASを選ぶ手もある、というのが今回の話です。



もともとNASなので24時間稼働も強いです



中華ミニPCは24時間365日安定稼働するかどうか怪しい。
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↓参考
| N100 ミニPC | UGREEN DXP2800 | |
|---|---|---|
| CPU | Intel N100~N150 | Intel N100 |
| メモリ | 8~16GB DDR4 | 8GB DDR5(最大16GB) |
| ストレージ | M.2中心 | SATAベイ×2+M.2×2 |
| LAN | 1GbEが多い | 2.5GbE |
| 映像出力 | HDMI等 | HDMI 4K |
| 価格の目安 | 約5万円(2026/5/27) | ほぼ同じくらい |
もちろんミニPCのほうが小さいし、消費電力を許容できるならRyzen CPUのミニPCでも良いです。ただ「24時間常時稼働+たくさんのディスク+速いLAN」が欲しいなら、DXP2800が選択肢に入ってきます。HDDのストックがあればNASとしても使えますし、将来メモリが値下がりしたときにかなり遊べそうです。
セットアップは電源・LAN・アプリだけ
NASとして立ち上げるだけなら、本当に簡単です。
ACアダプタをつないで電源ボタンを押すだけ。
付属のLANケーブルでルーターと接続します。
手持ちのスマホかパソコンに「UGREEN NAS」アプリを入れて、画面の案内に従うだけ。HDMIでモニターにつなげば、直接操作もできます。


Ubuntuのセットアップは、ChatGPT(Codex)に聞きながらで完走できる
ここからが本題のUbuntu化です。USBメモリにUbuntuを書き込んで本体に挿し、HDMIにつないだモニターを見ながらインストールしていきます。下の写真は、背面にUSBメモリとLANケーブルを挿して動かしているところ。


手順はChatGPT(Codex)に聞きながら進めると、ちゃんとできます。自分の環境に合わせて手順を出してくれるので、Linuxに詳しくなくても詰まりにくい。分からないエラーが出ても、そのまま貼って聞けば次の一手を返してくれます。本当にいい時代になりました。
前編のまとめ
第1弾はここまで。開封して、SSDを挿して、メモリの増設口を確認して、セットアップしてUbuntuのインストールに入るところまで進めました。



後編では実際にUbuntuを入れて、SSHとTailscaleでどこからでも触れる24時間マシンにするまでやっていきます
SSD に Ubuntu Server を入れて SSH と Tailscale で 24 時間マシンにするまでの手順は後編で解説しています。
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コメント
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プロですね